2013年4月5日金曜日

意表をついた金融政策

かなりインパクトのある内容でした。
市場の読みを大幅に上回り、現時点でできることをすべて盛り込んだというのは、さすがでした。

普通、全部出したらまずいのじゃないかと思いますが、その辺がこれまでと違うという印象付けに成功したということです。

全部出したとしても、現実には緩和を続けるわけですから、下支え効果は続きます。特に為替と株の強力なサポートになりますし、息切れしたらまたなにかやりかねないと思わせることで、連鎖的な売込みにはつながりにくいはずです。市場との駆け引きには成功したといえるでしょう。

ピッチャーが完封宣言したわけですから、いよいよ次は打線の番です。ホームランでなくても、一人ずつ塁に出て、確実に点を取っていきたいものです。