2013年5月5日日曜日

なかなか普及に弾みがつかない確定拠出年金

全日空・パナソニックと確定拠出年金導入の動きが広がっています。制度導入後10年以上もたつのになかなか導入に弾みがつきませんでしたが、今年はいい機会になるのではないでしょうか。
  • 金融市場が大きく動き資産運用に関心を持つ人たちが増えている。
  • 株式組み入れ比率の高かった人たちの運用利回りがプラスゾーンへ浮上してきた。
  • 厚生年金基金の原則廃止の方向が決まった。
このチャンスに普及に弾みをつけるべきなのではないでしょうか。
これまで、なぜ普及が進まなかったというと、どんなにうまく資産配分を選んだ人でも、運用の成果がほとんど出なかったという要因が一番大きいと思います。今回の上げ相場で、確定拠出年金の時価評価が大きく増加した人たちが続出しているはずなので、その人たちの声、実績、経験を広くアピールしていくべきではないでしょうか。