年金詐欺事件から約1年が経過。
浅川被告の判決が近日中に出るのではないかといわれておりますが、これで何かが大きく変わる気配もありません。
単なる1つの金融詐欺事件として終わるのでしょうか。
年金情報の編集長が
年金詐欺 AIJ事件から始まった資産消失の「真犯人」
を出版して、問題提起をされていますが、いまひとつ反応はよくないようです。
年金問題は本当に悩ましい問題です。
より少なくなる労働人口層が高年齢者を支えるわけですから、つじつまがあわなくなって当たり前です。
当たり前のことをいまさら騒いでもしてもしょうがないというあきらめの気持ちが強いのかもしれません。解決策といえば、インフレか、高成長の復活しかありませんが、その少ない可能性に賭けているということかもしれません。
なにやら、とってもいごこちのよくない均衡状態です。