2013年2月22日金曜日

久々にすっきり大前研一

大前研一が吼えた
アベノミクスよりすごい経済対策がある

アベノミクスを巡っては議論が空回りしていて、いい加減うんざりしていたが、久々に大前研一がすっきりとさせてくれた。

以下ポイント抜粋

「この22年間の経済状況で、民主党が政権を担当したのはわずか3年半で、ほとんどは自民党政権。つまり日本経済をダメにした元凶は、ピークであった89年以降の自民党政権が舵取りを間違ったからだ。この間、130兆円もの公共投資を実施しながら、日本経済を押し上げることができなかった」

「他国と比べて日本経済だけが異常な状況にあるのは、日本独自の原因があることを意味する」

「日本経済の状況は世界に類例がなく、また21世紀のサイバーやボーダレス経済を織り込んだ経済理論などないのだ」

「はっきりしていることはアベノミクスの「3本の矢」のうちの金融と財政では、「失われた20年」の間に自民党政権が行ってきた経済政策とまったく同じでメンツも同じだ」

「景気回復のポイントは政府が何をやるかではなく、1500兆円の持ち主である個人が何をするかだ。それが政策の中心であるべきなのに、そのことに言及した政治家は1人もいない」

そのあと具体的な施策をいくつか挙げているが、アベノミクスよりもよっぽど筋がいい。
賛同。