2013年5月24日金曜日

激震走る

久々の大幅下落。
ほとんど調整のなかった相場に大きな衝撃が走りました。

期待の上に作り上げられた相場ですから、振れが大きくなるのはやむを得ないでしょう。

出口戦略に向かうと思われるアメリカが、いきなり舵を切るのではなく観測気球を上げながら慎重に進めると思われますので、まがいなりにも実体経済がついてきているアメリカが大きく崩れることはないでしょう。そうであれば、日本もこれが本格的な調整につながることはないでしょう。

しかし、日本はアメリカと違うということは意識していく必要があると思います。
なんだかんだ言いながら、アメリカは出口に向かっています。

日本はようやく入口に立ったばかりで、株高円安以外の成果はまだ大きくは現れてはいません。

政治家は参議院選挙を控えて守りに入る姿勢が目立ち、余り前向きな発言が聞こえてこないことこそが心配です。