2012年12月30日日曜日

2012年個人的な10大ニュース

どうでもいい個人的な今年の10大ニュースです。
今年は大波乱の年でした。あんまり思い出したくない気持ちもありますが、前を向いて進んでいくためにも、あえて振り返ってみたいと思います。

第1位 2月24日 日経新聞朝刊一面

 朝4時に起きて手にした日経新聞の一面大見出しを見た瞬間です。経験したことのない衝撃を覚えましたが、そのあと何をどうしてどうやって会社までたどり着いたかあまり良く覚えていません。会社の前にテレビクルーがたむろしていたあたりから、記憶は徐々に蘇ってきます。とくに、その後に起こったことが現実だったのか夢の中だったのか思えるくらい、無我夢中で日々をおくったことが蘇ります。電話帳に住所を登録していたため、マスコミも自宅まで押しかけました。いろいろな方がいましたが、総じて不勉強だったというのが残っている印象です。

第2位 6月19日 家宅捜査

 マスコミからの情報で社長逮捕のXデーが近いことは知らされていました。その日は5月から始めたコンビニで朝9時まで働いていました。この日の早朝に社長らが逮捕されたことは知る由もありません。9時過ぎに徒歩で帰宅し始めた時にふと携帯電話を見ると自宅から着信履歴が数回。何事だろうと思って折り返すと「お見えですよ」と妻の声。意外と冷静でした。何回かマスコミを自宅に通していたので、場馴れというものがあったのかもしれません。かわって警視庁の方が出て、作業が始められないのですぐに迎えに行くということでした。近くの大型店の駐車場で待つこと30分。歩いて帰れば着いているはずなので、少しイライラしながら待ったと思います。ようやく迎えのレンタカーが到着しました。近所に気を使ってレンタカーにしてくれているのだと思いますが、初夏の蒸し暑い中、小型車にネクタイをした男が4人も車で押しかければ、何かあったと思われることは間違いありません。案の定、捜査員がダンボール数箱を運び出すところをとなりの奥様に見られてしまいました。数日後、家内は「いろいろ大変ですね」と声をかけられたといいます。事件との結びつきは当然わからないでしょうから、多分ローンか税金が払えなくなって差し押さえでも受けたのではないかと考えたのでしょう。最近周りでそういう話も多いですから。

 
第3位 9月1日 単行本出版

 事件のことをまとめ単行本を出しました。自分の知られたくないことまで書いたものをなぜ出したのか。周りは反対だらけで、一人も出版に賛成する人はいませんでした。しかも本名まで裏表紙に載せて。実は、出版はかなり早い段階から考えていました。最大の理由が、報道が基本的な仕組みを飛ばした推測記事ばかりで、中途半端に対応したのでは誤解がさらに広がるだけだと感じたことです。もし、説明するならまとまった時間とスペースをいただかないと無理だとマスコミ対応を通じて感じたからです。社長も何も説明しないままでしたし、内部の方々は固く口を閉ざしたままでしたし、そのままの状態をいつまでも続けるわけにはいかないと感じたのです。しかし、事件そのものを知っているわけではありませんから、書く内容にも限界があります。過剰な期待を持った方からはただの日記と酷評されました。しかし、この出版は今でも間違っていなかったと思っています。おかげでと言っては恐縮ですが、いろいろな方に一から説明する必要が省けました。なかなか連絡が取りにくかった人たちとも連絡が取れるようになりました。この時点では、まだまだ事件の裏があると考える方も多かったかもしれませんが、その後の捜査、最初の裁判を見る限り、どうやら私が見て感じたことがだいたい正しかったのではないかと思います。

 
第4位 5月1日 コンビニでバイトを始める
第5位 7月13日 警視庁捜査二課
第6位 7月18日 東京地検特捜部
第7位 うなぎ弁当のノルマに追われる
第8位 帰省回数年間最多の6回
第9位 フェイスブックを始める
第10位 改めて感じる重税感
つづく